夏も本番となってきました。
地域によっては体温近くの暑さになるところもあるようで、体調を崩しやすい環境でいかに体調管理を整えることができるかが大事です。特に子どもは、からだの機能が未熟であるため、病気にかかりやすく、また、事故にも注意が必要です。
今月は、子どもが暑い夏を元気に過ごせるよう、日頃から意識したい生活習慣と事故予防のポイントをお伝えします。
病気の予防をこころがけましょう
1.基礎体力づくり
子どもにとっては「眠る・食べる・遊ぶ」がもっとも基本的な生活であり、基礎体力づくりに大切なことです。
- 成長・発達の段階に応じた生活のリズムを守る
- 十分に眠ること
- バランスのとれた栄養を摂ること
- のびのびと遊ぶこと
2.身の回りの清潔
成長・発達の段階に応じて清潔の習慣を子ども自身に身につけさせていくことが大切です。
- 手を洗う
- 爪を切る
- 鼻をかむ など
手洗いの習慣はより一層身につけたいですね。
身近な場所での事故に気をつけましょう
子どもの大部分の事故は、家の中で、あるいはその周辺で思いもかけないような起こり方をします。
子どもの成長・発達の段階により、事故の原因や内容は異なりますが、起こりやすい事故を知っておくことで、事前に予防することができますので、下記の図を参考に気を付けるポイントを確認してみてください。
このほか、台所や風呂場、ベランダ、階段なども気を付けたい場所ですので、子どもの成長・発達に応じて、日々の行動の様子を観察しながら、子どもに合わせた事故防止・安全対策に配慮することが大切です。
コロナ禍で家で過ごす時間も多いことと思いますので、今一度気を付けるべき場所を家族で確認をしてみるのも良いですね。
まだまだ、暑い日々が続きますが、規則正しい生活を送り、健康的に夏を乗り越えましょう!