朝晩の気温差が激しく、湿度の高い日が増えてきましたね。
この時期は体が暑さに慣れていないため、熱中症が起こりやすくなる季節でもあります。
自覚する前に熱中症に・・・ということにならないように日々の生活で気を付けること、予防の方法を知っておくことで熱中症を予防しましょう!
熱中症になりやすい環境
※輻射熱…地面や壁などからの放射により伝わる熱。体から外気への熱放散が少なく、汗の蒸発が不十分で体内の水分や塩分(ナトリウム等)のバランスが崩れ、体温や体液の調整機能がうまく働かなくなり起こります。
熱中症の症状例
いずれも「暑熱環境にさらされた環境下」で起こった場合に熱中症の疑いがあります。また、気温が低く、湿度が高い場合でも同様の症状がみられることがあるので要注意です。
できる手当例
注意事項
重症化すると意識障害、けいれん、手足の運動障害など「意識がない」症状が出ることもあり、生命にかかわる病気であるため、これらの症状を絶対に見逃さないことが重要です。
また、水分補給ができない、症状の改善がみられない、様子がおかしい、全身のけいれんがあるなど手当の判断に迷う場合は直ちに119番通報してください!
予防策
熱中症は日常生活における工夫により未然に防ぐことができます。ここでは予防策をいくつかご紹介します。
- 屋外は日陰へ、室内は扇風機や空調(エアコン)の効いている場所へ
- こまめに水分補給をする(のどが渇く前にも!)
- 日頃から運動で汗をかく習慣を身につけ、暑さに徐々に慣れておく体づくりをする
特に、今は日常的にマスクを着用して外出する環境下となっているため、熱中症になりやすい状況です。こまめな水分補給をし、熱中症にならない状況をつくることと日頃の体調管理が大事です。