千葉県青少年赤十字賛助奉仕団-青少年赤十字の輪を広げる-
学校で青少年赤十字の指導者として活動いただいた教員OB等で構成され、県内の各学校へ青少年赤十字を普及し採用を促進することを目的に、各地域や学校のニーズに合わせたボランティア活動や学習支援などを行なっています。
結成年月日 | 昭和49年12月25日 |
---|---|
団員数 | 185名(令和4年12月末時点) |
賛助奉仕団にインタビュー

青少年赤十字を知ったきっかけと現在の活動内容を教えてください。
教員になって初任の小学校が青少年赤十字採用校だったことがきっかけで、私は青少年赤十字と出会い、それ以来、青少年赤十字を教育の軸として取り入れてきました。現役を退いた現在は、教育支援員として小学校で勤務し、授業の補助や先生方のサポートなどをしています。
青少年赤十字を取り入れた教育をされてきた中で印象的なエピソードはありますか?
東日本大震災が発災した際、かごにペットボトルを入れて自転車をこぐ児童と遭遇しました。話を聞けば、給水所でペットボトルに水を汲んで、一人暮らしのお年寄りのお宅を一軒一軒回って配っていると言うのです。相手のニーズに気づき、自分でできることを考え、行動に移しているこの児童には、とても驚いたと同時に嬉しい気持ちになりました。青少年赤十字は、態度目標に「気づき、考え、実行する」を掲げていますが、他者への思いやりの心を育むために必要な、主体性を重視した教育を行なっています。相手のニーズを考えられるということは、奉仕の精神を学ぶことでもありますが、人間関係を築く基礎にもなると思います。このような青少年赤十字の精神が、子どもたちの生活に活かされるように、という想いでこれからも青少年赤十字の普及を続けたいと思っています。
子どもたちの学習支援にあたる賛助奉仕団
先生方へメッセージ
青少年赤十字には、防災教育など今のニーズに合った教育プログラムも多くあります。それをきっかけにぜひ多くの先生方に青少年赤十字を知っていただき、教育に取り入れてもらいたいです
くわしくは「青少年赤十字について」ページをご覧ください。