概要

　日本赤十字社は、赤十字の理念「人道」に基づき、世界各国の赤十字社とともに戦争や災害、病気などで苦しんでいる人々に対する救援活動を行っています。
　また、国内でも、地震・水害などによる被災者の救護活動や医療・血液・福祉など、幅広い分野で活動しています。これら活動を、より地域のニーズに合わせて行うため、各都道府県に支部を設置しています。千葉県内の活動を担う支部が、日本赤十字社千葉県支部です。
　これらの活動はすべて、財政面でご支援いただく赤十字社員（会員）の皆様と、活動の担い手である赤十字奉仕団をはじめとするボランティアの皆様と、多くの方々によって支えられ、1892年（明治25年）11月16日創設以来、人道機関として活動を続けて現在に至っています。これからも、赤十字の活動へのご理解とご協力をお願いいたします。

組織紹介

　日本赤十字社千葉県支部の「機構図」と「組織図」をご紹介いたします。

機構図

組織図

各係の業務内容

各係の業務内容の表

所属部門	所属課	所属係	業務内容
総務部	総務課	総務係	総務一般、企画調整、評議員に関する事項
		企画広報係	広報に関する事項
		経理係	会計、用度に関する事項
	振興課	個人会員係	個人会員（社資）募集に関する事項 地区・分区に関する事項
		法人会員係	法人会員（社資）募集に関する事項 海外救援金・国内義援金に関する事項
事業部	救護福祉課	救護係	災害救護、防災ボランティアに関する事項
		健康安全係	救急法等講習会、社会福祉活動に関する事項
	組織普及課	青少年係	青少年赤十字の育成、指導及び普及に関する事項
		奉仕係	赤十字奉仕団の育成、組織及び普及連絡調整に関する事項
	義肢製作所	業務管理係 製品管理係	補装具等の製作・修理など身体障がい者の支援に関する事項

沿革

　日本赤十字社千葉県支部の設立から現在に至るまでをご紹介いたします。

沿革の表

年	内容
明治25年（1892年）	千葉県委員部設置
明治29年（1896年）	千葉県委員部を千葉支部に改称
明治31年（1898年）	看護婦の養成を開始
明治36年（1903年）	初代社屋竣工（現千葉市中央区本千葉町）
大正12年（1923年）	関東大震災における救護活動の実施
大正13年（1924年）	富浦海浜学校開設
昭和2年（1927年）	2代目社屋竣工（現千葉市中央区中央）
昭和6年～昭和20年（1931年～1945年）	第二次世界大戦時の救護活動
昭和23年（1948年）	成田赤十字病院開設
昭和27年（1952年）	千葉支部を千葉県支部に改称 義肢製作所開設
昭和29年（1954年）	成田赤十字病院、現在地（成田市飯田町）に新病院建設・移転
昭和39年（1964年）	千葉県赤十字血液センター開設
昭和46年（1971年）	3代目社屋 赤十字会館竣工（現千葉市中央区千葉港）
昭和53年（1978年）	成田赤十字看護専門学校開設
平成7年（1995年）	阪神・淡路大震災における救護活動の実施
平成21年（2009年）	現社屋 赤十字会館竣工
平成23年（2011年）	東日本大震災における救護活動の実施
平成28年（2016年）	熊本地震災害における救護活動の実施
平成30年（2018年）	北海道胆振東部地震における救護活動の実施
令和元年（2019年）	台風第15号による災害における救護活動の実施