7月1日(火曜日)、ウクライナのリヴィウ市長Andriy Sadovyyさんらが当支部を訪れました。
ウクライナの人道危機を受け、日本赤十字社が設置した「ウクライナ人道危機救援金」には、令和4年3月の設置から令和7年5月までに、97億円以上のご寄付をいただいています。
集まったご寄付は、国際赤十字機関によるウクライナ支援に使用されるほか、ウクライナ赤十字社との取り決めに基づき、日本赤十字社によるリヴィウ市内のリハビリテーションセンター増改築等の支援に充てられています。
今回の見学は、リヴィウのリハビリテーションセンターにおいて、今回の武力紛争によって負傷した人びとを対象に義肢製作やリハビリを行っていることから、赤十字で唯一義肢製作を行う当支部の見学が実現したものです。
市長らは、義肢製作所で、日赤の義肢製作の歴史や義肢構造・製作工程の説明を受けられ、ウクライナの義肢製作との共通点について感想を述べられたほか、血液センターでは献血バスの内部や採血後の血液バックを保管する冷蔵庫を見学されました。
また、当支部が実施したウクライナ支援の取り組みについて説明を受けられ、募金を通じて多くの方にご協力いただいたことに感謝の意を示されました。





日本赤十字社では、ウクライナの人々の日々を支える支援を今後も続けてまいります。
引き続きウクライナ人道危機へ関心をお寄せいただくとともに、「ウクライナ人道危機救援金」へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。