更新日2022年10月31日
10月23日(日曜日)「九都県市合同防災訓練(千葉県会場)」が大網白里市で開催され、当支部から救護班やボランティアなど約70名が参加しました。
本訓練は千葉県東方沖を震源とする地震により大網白里市で震度6強を記録し、建物や道路などへの被害のほか、沿岸部に大津波が襲来したという想定で行われました。
応急救護所の訓練では、成田赤十字病院の医療救護班2個班が大網白里市職員及び県から派遣依頼を受けた医療関係者と合同で救護所を設置し、傷病者の受け入れ及びトリアージ、応急手当、国保大網病院への搬送調整などを行いました。
また、千葉県赤十字血液センターによる輸血用血液製剤の搬送や当支部と災害救援物資搬送協定を締結している千葉県生活協同組合連合会による医薬品の搬送も訓練の中で実施しました。
その他、応急給食訓練においては、大網白里市赤十字奉仕団が非常炊飯袋(ハイゼックス)を使った炊き出しを行い、防災フェアにおいては安全奉仕団が救急法体験ブースを出展し、100名を超える来場者に心肺蘇生・AEDの使い方を体験していただきました。
加えて、災害ボランティアセンター設置運営訓練では、千葉県赤十字防災ボランティアが災害ボランティアセンターにおける安全衛生や救護を担当し、運営要員として訓練に参加しました。
傷病者の応急手当を行なう医療救護班
救護所に運び込まれた傷病者の情報を書き込む救護班要員(主事)
千葉県生活協同組合連合会から医薬品を受け取る救護班要員(薬剤師)

大網白里市赤十字奉仕団による炊き出し

安全奉仕団による救急法体験ブース
災害ボランティアセンター設置運営訓練に参加する防災ボランティア