9月2日(土曜日)我孫子市の川村学園女子大学を会場に開催された「九都県市合同防災訓練(千葉県会場)」に、当支部、成田赤十字病院、千葉県赤十字血液センターの職員やボランティア約60名が参加しました。
我孫子市直下を震源とする地震により同市内で震度6強を記録し、建物の倒壊や道路損壊による交通障害、ライフライン機能の麻痺等が発生したという想定のもと、県や市のほか、自衛隊、消防、警察など約100機関が参集し、実践的な訓練を実施しました。
はじめに、情報収集訓練では、被害情報を確認し無線による情報共有を行いました。
応急救護訓練では、成田赤十字病院の医療救護班2個班が救護所を設置し、救助された傷病者の受け入れ及びトリアージ、応急手当、病院への搬送調整などを行いました。
また、特殊救護奉仕団が傷病者や車両の誘導を行うなか、千葉県赤十字血液センターによる輸血用血液製剤の搬送訓練も実施しました。








その他、防災フェスタでは、我孫子市赤十字奉仕団が災害時に行う非常炊飯袋(ハイゼックス)を使った炊き出しの展示を行いました。
また、安全奉仕団は救急法体験ブースを出展し、来場者に心肺蘇生やAEDの使い方を体験していただきました。
加えて、災害ボランティアセンター設置運営訓練では、千葉県赤十字防災ボランティアが災害ボランティアセンターにおける救護を担当し、運営要員として訓練に参加しました。


当日は最高気温34℃を記録するなど、暑さも大変厳しい中でございましたが、訓練を観覧いただいた皆様、展示・体験コーナーにお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
また、当日の開催に向けて企画・調整いただいた皆様、訓練参加機関の皆様、我々の訓練参加にあたりご協力いただいた皆様も、大変お疲れさまでした。
今後も赤十字は各種訓練に参加し、いざという時に備えてまいります。