更新日2021年12月27日
12月16日(木曜日)富津市を会場に実施された「令和3年度関東管区広域緊急援助隊合同訓練」に千葉県支部と成田赤十字病院の救護班が参加しました。
『広域緊急援助隊』とは、各都道府県警察に設置されている災害警備活動を行う部隊で、大規模災害に即応でき、かつ高度な救出救助能力等を持つ災害対策専門のエキスパートチームです。本訓練は、土砂災害や首都直下地震の発生を想定したもので、広域緊急援助隊をはじめとした警察のほか、自衛隊、消防、医師会、DMATなど関係機関から約250名が参加した実践的な訓練となりました。
赤十字救護班は、県内医療機関のDMATと協力し、当支部所有の大型テントを応急救護所として立ち上げ、限られた訓練時間の中で、運び込まれる負傷者のトリアージ・応急手当を行いました。
また、成田赤十字病院救護班の看護師長が講師となり、機動隊員を対象にトリアージに関する講義を行いました。
赤十字では、災害時の活動を迅速・円滑に実施できるように、平時から外部機関との連携強化を図っています。


