更新日2021年7月5日
赤十字の救護員として災害発生時に円滑な救護活動ができるよう、救護に関する知識と技術を理解することを目的に、6月24日(木曜日)・25日(金曜日)2日間にわたり成田赤十字病院で「災害救護看護師・主事(事務要員)養成研修会」を開催しました。
研修会では、赤十字が行う救護活動に関する基礎知識や、傷病の緊急度や重症度を迅速に評価し、救出、現場治療、搬送などの優先順位を決定するトリアージ方法、情報の管理などについて、講義と演習を交えて行ったほか、参加者が模擬救護班として、災害現場で傷病者のトリアージ、応急処置、搬送順位の決定などを行う災害医療シミュレーション(机上訓練)を行いました。
また、救護活動で使用する無線や救急車装備品の取り扱いや、テントの立ち上げ訓練なども行いました。参加職員は救護員としての知識習得のため、2日間真剣に研修に取り組んでいました。
赤十字では、いつ起こるかわからない災害に備えて、平時から救援物資や救護資器材などの物的な備えだけでなく、災害時に活動する人材の育成等の様々な取り組み、活動を行っています。



