新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催を見合わせておりました赤十字救急法講習は、感染防止対策を徹底し、受講者の皆様の安全に配慮したうえで、6月から基礎講習のみ再開しました。

6月3日(木曜日)千葉県赤十字会館で約1年ぶりに開催された基礎講習。定員を通常の半分に減らし、また人工呼吸の実技及び接触を伴う実技は実施しない等の感染防止対策を講じた中で、傷病者の観察の方法や一次救命処置(心肺蘇生・AEDを用いた除細動・気道異物除去)の正しい知識・技術を学びました。
受講された方からは「コロナ禍での救命の対応を学べてよかった」「感染対策はもちろん、指導員のみなさんが丁寧に指導してくれ、安心して受講できた」「もしもの時には、がんばってやってみようという気持ちになれた」などの感想をいただきました。
いざという時、あなたの大切な人を守るため
赤十字救急法を受講しませんか?
お申し込み方法など、くわしくは講習会のご案内ページをご覧ください。
- 再開している講習会は、基礎講習のみです。
- 感染対策のため、受講いただく際には健康チェック票をご提出いただいております。
- 新型コロナウイルス感染症の流行状況により、開催中止や変更となる場合がございます。

今回の再開は、感染症蔓延下での赤十字救急法等普及事業のほんの入口に立った段階で、救急員養成講習や幼児安全法等のその他の講習の再開のめどは立っていない状況です。
ウィズコロナ時代における「新しい生活様式」に適応した赤十字救急法等の普及は、赤十字の社会的使命であると心得て、再開を目指していきたいと思います。