2月24日以降、新たな局面を迎えたウクライナにおける戦闘では、ウクライナおよび近隣諸国の人道状況が急速に悪化しました。多くの市民が緊張と不安の中で過ごし、子どもを含む市民の死傷者が報告され、市民生活に不可欠なインフラにも被害が出ています。また、紛争の被害を恐れ、多くの人びとが、周辺国に避難しています。
ウクライナにおける紛争の犠牲者のニーズに対応するため、国際赤十字・赤新月運動(赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字・赤新月社)は一丸となり、国内避難民や周辺諸国に避難した難民への医療支援や食料・生活用品の配付、離ればなれになった家族の再会支援などを行っています

©ルーマニア赤十字社

©ウクライナ赤十字社
紛争でけがをした人に応急手当を施すボランティア
©ウクライナ赤十字社

©ロシア赤十字社

©オランダ赤十字社
24時間体制で避難した人に温かい食事を提供
©IFRC
ウクライナ人道危機に対する赤十字の対応についての最新情報は「【速報】 ウクライナ人道危機における赤十字の対応等について(日本赤十字社ホームページ)」でご覧いただけます。
ウクライナ人道危機救援金について
日本赤十字社は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するため、ウクライナ人道危機救援金を募集しております。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
詳細は「ウクライナ人道危機救援金(日本赤十字社ホームページ)」をご覧ください。
今こそ知ろう!国際人道法
ウクライナ人道危機に際し、報道などで「国際人道法」という言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか?
戦争や紛争による苦しみを軽減し、人間の尊厳を守るために定められた戦時のルールが国際人道法(ジュネーヴ諸条約)です。
国際人道法や国際人道法の基本的なルールについて「今こそ知ろう!国際人道法」ページでご紹介しております。