肌寒い季節になってきました。温かい飲み物や食べ物などが美味しく感じられ、暖房器具も使用する機会が多くなってきます。
家の中にはやけどを起こす原因がたくさんあります。例えば、みそ汁、麺類など熱くなった調理食品をはじめ、ストーブ、電気ジャー、電気ポット、花火、電気アイロンなどです。これらのものを扱っているときは、目を離さないなどの注意が大切です。
家の中も危険がいっぱい


手当のポイント




やけどの範囲が大きい場合、冷やし続けていると体温がひどく下がる危険性があるので、10分以上広範囲を冷やすことは避けて手当をしましょう。
特に、子どもや高齢者の低体温に注意が必要です。
「低温やけど」にも注意
44℃~50℃くらいの比較的低い温度でも、長時間にわたって皮膚の同じところに触れていると、やけどをしてしまうことがあります。これが「低温やけど」です。44℃では3~4時間以上、46℃では30分~1時間、50℃では2~3分で低温やけどになると言われています。
低温やけどは、見た目は小さくても皮膚の深くまでやけどが進行しています。消毒した布か清潔な布で覆って医療機関に行きましょう。
注意したい製品





低温やけどにならないために、長時間、同じ部位を温めないようにしましょう。特に、乳児は短時間でも低温やけどに至ることがありますので、注意しましょう。
文献:政府広報オンラインより
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