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日本赤十字社千葉県支部・成田赤十字病院・千葉県赤十字血液センターは、新型コロナウイルス感染症が終息するまでの間、継続的な医療支援やこころのケアなどの活動を通じて、県民の皆様の命と健康、日常の生活を守るための活動を続けています。
必要とされる現場に救護班等を派遣
2月に横浜港に停泊中のクルーズ船内で発生した新型コロナウイルス集団感染では、下船された方々の経過観察を行うための滞在施設に、成田赤十字病院から医師、看護師、事務を計4名派遣しました(2月22日~2月24日)。施設に滞在された方々の経過観察を含め感染拡大防止のための医療活動に従事しました。
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3月下旬に千葉県内の施設で発生した集団感染(クラスター)では、施設内で感染者が確認された初段階からいち早く感染症専門医師を派遣。命を守る医療活動にあたると共に、他の医療機関と連携し感染拡大を避けるため、最善の対応を図りました。
4月19日、千葉県では、感染者の急激な増加に対応するため、成田市内のホテルを借り上げ軽症の患者さんを集中的に受け入れることとなりました。
それを受け、成田赤十字病院では4月20日~24日まで救護班を派遣し、医師・看護師など延べ21名が医療対応にあたりました。
また、7月20日~26日にかけても救護班を成田市内のホテルに派遣し軽症者の医療対応を行いました。今後も必要に応じて対応を継続いたします。
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命を守る最前線で安心・安全な医療を提供しています
成田赤十字病院
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成田赤十字病院は、全国に4病院しかない特定感染症指定医療機関として、その役割を果たすべく、行政等からの依頼により、新型コロナウイルス感染症の患者さんを受け入れ対応しています。
現場スタッフは万全の感染防止対策、充実した医療体制の下で、患者さんのため日々懸命に医療にあたっています。
また、本来の役割である地域に根差した医療体制を維持しながら、患者さんの命と健康を守るため、職員が一丸となって、最善の努力を尽くしております。
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引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための活動に取り組んでいきます
日本赤十字社千葉県支部・成田赤十字病院・千葉県赤十字血液センターでは、これからも新型コロナウイルスが終息するまで、県民の皆さまの命と健康を守る活動を続けていくとともに、再流行等の事態が発生した場合に、万全の対応が取れるように備えて参ります。