5月31日(月曜日)君津市小糸公民館において、君津市赤十字奉仕団が「一日赤十字」を開催しました。「一日赤十字」は、赤十字活動の主役である奉仕団員が、赤十字らしさに富んだ活動へ取り組み・奉仕団活動を活発化するための運動です。
前半は当支部で開催しました奉仕団員の研修会に参加をした団員から研修で学び得たことの報告を行い、自身が学んだことはもちろん、研修を経て新たに気づいたことなどを参加者へ発信を行い、共有を行いました。
また、後半では当支部職員を講師として「災害時の奉仕団の役割」について講演を行い、日本赤十字社の救護活動の説明から始まり、2019年における台風15号災害当時の日本赤十字社をはじめとする各救護班の活動状況を解説しました。そのうえで、奉仕団自らが災害時の役割を考えました。
君津地域は先の台風で実際に被災しており、その際の奉仕団活動の経験や反省点からも「地域を知る(災害時における対象地域のニーズを知る)こと」「自奉仕団を知る(自分たちが災害時に何ができ、何をするのか理解する)こと」「調整先を知る(関係機関・施設を知る)こと」をポイントに、常日頃から、役割分担や関係機関等との顔の見える連携関係を構築して、自助・共助・公助を実施することを学びました。
参加した団員からは「この話を通して、災害時に奉仕団が活動をできるように、スタートしていきたい」「災害時に、赤十字をはじめとする各組織の救護班が実際にどのような活動を行ったのかが改めて知れた」との感想が聞こえました。