更新日2021年7月2日
千葉県赤十字奉仕団指導技術等研修会を6月22日(火曜日)に開催しました。
この研修会は、地域の学校等で行われる福祉の学習に奉仕団が協力できるよう、炊き出しや車いす等の指導方法を学ぶことを目的として開催し、地域奉仕団員28名が参加しました。
企画にあたっては、研修を担当する奉仕団員が、新型コロナウイルスの感染予防対策を念頭に、従来の研修から改善を加えました。
炊き出しの研修では、炊飯袋(ハイゼックス)を用いてお米を炊きました。マスクの着用や換気、人との距離を保つのはもちろんのこと、炊飯袋にお米や水を入れる導線を一方通行とし、カップ等の器材も使い回しをせず各自が一回のみ使用する等、感染対策を徹底しました。
また、車いすの取扱いや高齢者体験セットの使用方法の研修では、参加者同士が向かい合うことを避け、使用が終わった器具を都度消毒しながら研修を行いました。
研修を終えた参加者からは、「感染対策がしっかり行われていて、安心して研修に参加することができた。本日学んだ内容を、日頃の活動に活かしていきたい」という感想が聞かれました。
千葉県赤十字奉仕団は、今後も感染対策を徹底したうえで研修会を開催し、団員の知識と技術の向上に努めます。
感染症対策の諸注意を聞いて研修に臨む参加者
手指消毒の実施と手袋を着用してハイゼックスを作成しました
グループに分かれて防災に対する教材を用いての実習を行いました
アルコール消毒を行いながら、車いす操作の確認をする参加者
高齢者疑似体験の装具を装着して、高齢者の方の活動を理解しました