令和3年7月9日(金曜日)に県内の小学校にて、安全水泳奉仕団が小学生を対象に水難事故防止のための講習会を実施しました。
安全水泳奉仕団は、水の事故から生命を守るための知識や技術などの普及活動を日ごろからおこなっております。例年は小学校のプールにて着衣泳の講習を実施しているところですが、新型コロナウイルス感染症下のため、体育館にて講習会を実施する形式にて開催をいたしました。この日だけに限らず、安全水泳奉仕団の講習会は複数の小学校にて実施をしております。
講習会では、団員から水の事故に関する説明などをおこなうほか、生徒たちにライフジャケットの着用体験や、溺れてしまうことを回避できるように浮く方法についてなど身体を使って体験してもらうほか、団員による寸劇などを交えて日常生活の中に潜む水の事故の危険性を伝えました。
参加した生徒たちは、着用する機会の少ないライフジャケットを手にして目を輝かせるとともに、夏場のシーズンでの水難事故の危険性をしっかりと勉強していました。「夏休みもすぐ来るため、家に帰ったら家族に今日学んだことをしっかりと伝えたい」と生徒からの感想もありました。
今後も、安全水泳奉仕団は子どもたちへ水の危険性を伝えるとともに、身を守るための技術と知識を普及する活動を継続していきます。

