更新日:2017年6月30日

平成29年6月21日(水曜日)千葉県赤十字会館において、平成29年度赤十字奉仕団指導技術等研修会を開催しました。
この研修会は、自治会や青少年赤十字採用校を中心とした地域の学校等を対象にした、福祉の学習に協力するための指導技術を習得することを目的に実施するもので、県内の各赤十字奉仕団から、37名の方にご参加いただきました。
研修は、千葉県赤十字奉仕団地域委員長をはじめとした8名のボランティアにより運営され、災害時の炊出しの実技研修、赤十字奉仕団支部指導講師による講演(「学校での指導について」)、車椅子の操作・指導方法のほか、高齢者疑似体験セットを参加者全員が自ら装着し、疑似体験を通して指導方法を学びました。
ギャラリー

耐熱の包装食炊出し用袋(ハイゼックス)に無洗米と水を入れているところです。

包装食炊出し用の釜についての説明をしています。

米と水を入れた包装食(ハイゼックス)を熱湯で30分程度茹でます。
一度に、80袋程度炊き上げることが出来ます。
一度に、80袋程度炊き上げることが出来ます。

15分程度蒸らしたら、出来上がり。包装食(ハイゼックス)を取り出した後の残り湯で温めたレトルトカレーと一緒に試食を兼ねた昼食です。
災害時でも、衛生的で温かな食事を提供する事が出来ます。
災害時でも、衛生的で温かな食事を提供する事が出来ます。

学校での指導方法についての講義

車椅子の操作方法を習得中!あいにくの雨で、赤十字会館1階ロビーを使用しての研修となりました。

高齢者疑似体験セットを装着したまま、歩いたり、筆記用具や箸を使用して、高齢者の生活を疑似体験します。

高齢者疑似体験セットを装着し歩いて、高齢者の生活を疑似体験している様子。
研修にご参加いただいた皆さま、お疲れ様でございました。
ここで習得された知識・技術を、各地域の中でご活用いただけますようお願い申し上げます。