新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中ですが、対策を講じながら千葉県赤十字奉仕団(赤十字ボランティア)が活動を再開しました。今回はそのうち、令和4年度上半期に奉仕団員が活躍した3つの行事をご紹介します♪
赤十字ジュニアライフセービング教室、5年ぶりに開催!
7月24日(日曜日)稲毛海浜公園いなげの浜において、安全水泳奉仕団、安全奉仕団主催「赤十字ジュニアライフセービング教室」を開催しました。
水の事故から生命を守るための知識と技術を身に付けていただくため、例年開催していたジュニアライフセービング教室ですが、天候不良や新型コロナウイルス感染症などの影響をうけて5年ぶりの開催となりました。
当日は親子14組・計33名の方にご参加いただき、着衣泳「ういてまて」体験、ペットボトルを使った浮き体験、ライフジャケット着用体験、ニッパーボードを使った落水体験などを実施しました。
また、海上保安庁の皆様にもご協力いただき、ライフジャケットの着用方法や、水の事故についてお話しいただきました。さらに、巡視艇に来ていただくというサプライズもあり、大変盛り上がりました!
主催の2奉仕団の他、青年奉仕団が活動の補助、看護奉仕団が臨時救護班として活動しました。参加者からのアンケートでは「ボランティアの人たちが優しかった」と嬉しいお言葉もいただき、各奉仕団の活動の励みになりました。
千葉市民花火大会にて臨時救護活動を実施!
8月6日(土曜日)「幕張ビーチフェスタ(千葉市民花火大会)」が開催され、会場の臨時救護活動に特殊救護奉仕団、安全奉仕団、看護奉仕団、青年奉仕団の4奉仕団が協力しました。
千葉市や消防、警察など関係各所と連携し、アマチュア無線資格と赤十字救急法の資格をもつ特殊救護奉仕団を中心に会場内4ヶ所に設けられた救護所の運営と会場内の巡回を担いました。
同花火大会の開催時は毎年臨時救護所の運営に協力してきましたが、今年度はコロナ禍により抽選による観覧者制限を行うなど例年と異ることも多い大会でした。ですが、事前打ち合わせを重ねるなどし、無事に活動を終えることができました。

救急法フェスタ2022に各奉仕団が協力・参加!
9月29日(木曜日)千葉県総合スポーツセンター武道館にて開催された「赤十字救急法フェスタ2022」にて各奉仕団員が活躍しました。
いざという時に活かせる救命および応急手当の知識と技術の向上を図るため、毎年実施している「救急法フェスタ」ですが、コロナ禍の影響により久しぶりの開催となりました。
この行事は地域奉仕団・特別奉仕団(8奉仕団)・青少年赤十字指導者協議会が企画・運営をしており、赤十字救急法指導員資格をもつ安全奉仕団が中心となって開催されます。
「いのちをつなぐ救急法リレー」では、各奉仕団から4人1チームで参加。三角巾による手当を1人ずつリレー方式で実施、その正確さとスピードを安全奉仕団が審査しました。
リレーに参加したのは各市区町村の地域奉仕団から36団体、青少年赤十字賛助奉仕団から1団体です。参加者はこのフェスタのために練習を重ねてきており、審査員の前で緊張感をもって、真剣なまなざしで手当を実施する姿がとても印象的でした。
「ほっこりタイム」では、エコノミークラス症候群を防ぐための運動やストレッチが紹介され、実行委員・参加者が緊張した体をほぐしました。
例年より人数制限を設けた形での開催でしたが、各市区町村から多くの皆さんにご参加いただきました。各々練習してきた手技の成果を発揮できたようです。地域に戻り、救急法を広げる活動に引き続きご協力いただけると幸いです。
また、スタッフとしてご協力いただいた奉仕団の皆様、ありがとうございました!
下半期も引き続き、感染症等に気を付けながら、皆さんが健康で安全に過ごせる地域づくりを目指し、奉仕団活動を継続していく予定です。