更新日2022年11月28日
11月25日(金曜日)ベトナムと日本の青少年赤十字メンバーがオンラインで国際交流を行いました。
この国際交流は、青少年赤十字の実践目標の1つである「国際理解・親善」の実践と、交流で学んだことを地域や学校での活動に活かすことを目的としています。
本交流には千葉県青少年赤十字メンバーを代表して、日ごろから積極的に活動に取り組んでいる中学生メンバー4名、高校生メンバー2名が参加しました。
参加メンバーは、千葉県赤十字語学奉仕団のサポートのもと、英語を使って日本の文化紹介や自分たちの赤十字活動紹介ができるよう、夏休みから準備を重ねて本番を迎えました。
当日の発表では一人一人が練習の成果を大いに発揮し、お互いの文化や活動に理解を深める事ができました。また参加した両国から、いつかお互いの国で直接交流できる日を楽しみにしているという声があがり、とても充実した交流の機会となりました。
事前研修の様子。日本のどんな文化を紹介したらよいか話し合いました。またそれぞれの学校で取り組んでいる青少年赤十字活動についても意見を出し合い、発表内容を検討しました。

ベトナムの発表を聞く参加メンバーの様子。語学奉仕団の方にアドバイスをもらいながら、英語でコミュニケーションをとることができました。

ベトナムから、日本文化を学ぶ部活動について紹介がありました。ベトナムのメンバーが着物で登場すると、参加者一同から歓声があがりました。

記念撮影の様子。最初は緊張していた日本のメンバーも、ベトナムのメンバーの明るい雰囲気に助けられ楽しみながら交流することができました。
参加者からの感想
- まだまだ私には英語力が足りないので勉強しないといけないと思うと同時に、わたしの話した英語がちゃんと相手に伝わっていたのだと感じられたのでうれしかった。また言語が通じなくても、例えば最後の写真撮影でベトナムの人たちもハートのポーズをつくっていたように、言語以外の部分でもつながることができると感じた。
- ベトナムとの交流事業を通して、それぞれの日常生活で使用している言語ではなく「英語」という世界の共通語を通して交流しコミュニケーションをとれたことで言葉の大切さを学ぶことができた。海外の人ともっと関わりたいと思った。
- この交流で、ベトナムという国の印象が以前よりも強まったし、もっと知りたいとも思ったし、もっと他の国の人に日本のことを知ってもらいたいとも思った。視野が広がるとても良い機会だった。
- 元々英語が得意な方というわけでもなく、単語の発音や英文が合っているか、周りのメンバーになじめるかなど不安なことがたくさんあったけれど、交流会を実際行って「楽しかった」という感情が一番に思いつくほど充実した貴重な時間になりました!
- 事前にしっかり準備をすることは大切だと学びました。また、英語を話せるようになりたいという思いが、「伝えたいことを伝えられるように心のこもった英語を話せるようになりたい」という思いに変わった。共通の話題があると話しやすかった体験から他国の文化を知る意義だと感じた。
- 海外のことを何も知らないと海外旅行に行くときも意味もないのに何か怖がってしまう。だが、このように異文化に触れる機会をもつことで、そういった偏見のようなものを無くすことができた。海外旅行にもいつか行ってみたいなと、外国に興味を持つきっかけにもなった。