更新日2023年3月14日
3月11日(土曜日)、千葉県赤十字会館を会場に、令和4年度千葉県青少年中学生メンバー交流会が開催され、県内の青少年赤十字中学生メンバー17名が参加しました。
本交流会は赤十字に関心をもつ千葉県内の中学生がつどい、グループでの話し合いやフィールドワーク、救急法の実技研修などを行い、青少年赤十字活動への関心を高めるとともに、交流を通して親睦を深めることを目的に開催しており、2019年3月に開催して以来、4年ぶりの開催となりました。
参加したメンバーからは、「初対面の人と仲良くなれてよかった。」「今日の交流会を通じて、普段の自分の行動は相手のことを考えられていたか、ひとりよがりな部分もあったのではないかと気づき、ふりかえる機会にもなってよかった。」などの感想の声が聞かれました。

アイスブレイクとして、ペアになった相手にインタビューした内容を、グループのメンバーに紹介する“他己紹介”をしました。
青少年赤十字の成り立ちを学んだ後、世界の人たちはなにをどのくらい幸せだと感じているかや、生きていく上でどんなことを大切に考えるかをテーマに、グループワークを行いました。
昼食は炊き出し体験として、災害用炊飯袋「ハイゼックス」を使ってカレーライスと豆乳プリンをつくりました。

フィールドワークでは、地図や写真をヒントに千葉ポートパークを目指し、仲間と協力して課題に取り組みました。

AEDを用いた救急法の実技研修を行いました。また、東日本大震災地震発生時刻の午後2時46分には、研修を一時中断し犠牲者に黙とうを捧げました。

赤十字の基本原則に関する講義では、指導者からの「赤十字は差別せずに苦しんでいる人を救い、もっとも急を要する人から助ける」という説明を、一同真剣に聞き入っていました。

学んだことを各校へ持ち帰り、青少年赤十字活動の輪が広がっていくことを期待しています。