日本赤十字社の防災教育
日本赤十字社では、未来の救えるいのちを増やすため、特に東日本大震災以降、子どもたちが自分で自分の命を守れる防災・減災教育に力を入れています。
提供している防災教材のひとつである「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」(幼稚園~小学校低学年向け)では、先生から単に教わるのではなく、他の園児・児童とともに話し合いながら、自ら「きけん」について「はっけん」し、間違った行動をするとどうなるか、どのような行動をとるべきか考えることができます。
赤十字奉仕団員(ボランティア)がサポート
本教材は簡単に誰でも教材を使うことが出来ますが、日本赤十字社千葉県支部では赤十字奉仕団員(ボランティア)による指導・サポートも行っています。

6月7日(水曜日)千葉市立大森小学校アフタースクールにて避難訓練が実施され、事後学習として本教材が活用されました。当日は青年赤十字奉仕団と地域赤十字奉仕団の3名で学習指導とサポートをしました。
参加した子どもたちからは「倒れてくるもの、動くもの、落ちてくるものに気を付けよう」「家に帰ったらおうちの人に教えてあげたい」といった感想がきかれました。
また指導を担当した青年奉仕団の廣井さんは「防災教室と聞くと勉強を想像する子も多いけれど、この教材はイラストを見て考えながら防災について学ぶことができ、とても楽しそうに参加してくれた。いのちの大切さを伝えていきたい」と子どもたちへ思いを寄せました。


その他提供できる教材・プログラム
日本赤十字社千葉県支部では、今回紹介した教材の他にも、小学校高学年から高校生を対象とした防災教材「まもるいのちひろめるぼうさい」をはじめ、福祉体験学習用資材など、さまざまなプログラムをご用意しています。
資材の貸出やボランティアの派遣は青少年赤十字採用校を対象に実施していますが、これから採用を検討されている学校へも貸出可能です。ぜひお問合せください。
お問い合わせ先
- 日本赤十字社千葉県支部(組織普及課 青少年係)
- 〒260-8509 千葉市中央区千葉港5番7号
- 電話番号:043-241-7531(内線531・533)
- FAX番号:043-248-6812
- 受付時間:平日の午前9時から午後5時まで