更新日2023年11月28日
11月8日(水曜日)千葉県赤十字会館を会場に、「第2回千葉県青少年赤十字高校メンバー協議会」を開催しました。同協議会は年2回、青少年赤十字採用校の高校メンバーが県内各地から集まり、青少年赤十字活動につながる学習や交流を行っており、県内9校から30名の生徒が参加しました。
当日は、目に見える障がい、目に見えない障がいの2つの学習を通して、今年度のテーマである「多様性の理解と尊重」について、講話や体験、グループワークを通して自分には何ができるかを考えました。参加者からは「自分の価値観で人を判断するのではなく、相手を理解しようとすること、自分も理解してもらおうとする行動によって多様性は成り立つのではないかと思った」「様々な人と関わる中で自分にできることを探して実行に移せるようにしたい」などの感想の声が聞かれました。

心理療法士の越森氏を講師としてお招きして発達障がいについてお話しいただいき、多様性との向き合い方や寄り添い方について理解を深めました。

義肢製作所の利用者さんから、義足を利用することになったときの心情や、日常生活で困っていることなどについてお話しいただいた後、体験用の義足を装着して歩行体験をしました。

アイスブレイクでは、グループで協力して新聞等から「青少年赤十字の歌」の歌詞を一語一語、切り取って歌詞カードを完成させるワークを行いました。

企画・運営に携わった高校メンバー協議会役員の生徒たち。普段は別の学校で活動しているため、当日までに何度も連絡を取り合いながら準備をすすめ、当日も存分にリーダーシップを発揮して会の進行に務めました。