昨年の青少年赤十字の研修に参加し、推薦された中学生4名、高校生4名と引率者4名の計12名が、7月29日午前、ネパールに向けて成田空港を出発しました。
ネパール到着までにマレーシアで乗り換え、丸一日かかった長旅を終え到着したのは、日本時間深夜2時過ぎになり、派遣メンバーには一様に疲れが見える状況でした。
2日目は、首都カトマンズのネパール赤十字社本社や血液センター、市内のRCY(レッドクロスユース)の大学を訪問し、現地の赤十字活動を見学しました。
大学では現地メンバーからの歓迎を受け、日本の青少年赤十字の活動紹介など行いながら、日本メンバーは徐々にネパールとの国際交流に慣れていきました。


3日目と4日目は、カトマンズの西に隣接するダーディンへ移動し、現地のRCYの小学生や中学生、高校生との交流会を行いました。
日本のメンバーが手伝って現地メンバーに浴衣を着てもらい、書道や折り紙、お味噌汁の試飲など、日本の文化に触れてもらいました。
ネパールのメンバーは踊りや音楽が大好きで、交流会の最後はみんなで踊って盛り上がりました。





5日目はカトマンズに戻り、午前はネパール赤十字社本社の報告会へ参加し、午後はカトマンズ市内で世界遺産に登録されているネパール最古の仏教寺院「スワヤンブナート」を見学し、ネパールの深い歴史と文化を感じることができました。


途中、お腹を壊してしまうトラブルや、日本との交通環境の違いや野良犬の多さにも驚きましたが、4泊6日の日程を無事に終えることができました。
コロナ禍の影響で4年ぶりとなった海外への派遣事業ですが、今後も日本の青少年赤十字メンバーの国際理解・親善を深められるよう、国際交流事業を推進いたします。